バイブコーディングとは?AIにコードを任せるとき人がすべきこと
バイブコーディングを単に「言葉で頼めばAIが勝手に作ってくれるもの」と捉えるのではなく、人が要件と確認基準を決め、AIが作った結果を点検する作業方法として理解します。架空の家計簿CSV集計ツールを例に、入力・出力・してはいけないこと・確認方法を1ページのメモに整理します。
OSに合ったClaude Codeのインストールコマンドとアカウント条件を確認し、架空の練習フォルダーで最初のセッションを始めます。すぐにコードを生成するのではなく、planモードでフォルダーとCSVを読む3つの質問だけを試してから安全に終了することに焦点を当てます。
対象読者Claude Codeを初めてインストールし、ファイルを変更する前に読み取りと質問から練習したいWindows・macOS・Linux・WSLユーザー
Claude Codeは、無料で使えることを前提に説明すべきではありません。この記事の基準にした公式ドキュメントでは、Claude Pro・Max・Team・Enterpriseのサブスクリプション、Claude ConsoleのAPIプリペイドクレジット、または対応クラウドプロバイダーがアカウント経路として案内されています。どの方法が自分のアカウントに該当するかは、インストール前に公式ドキュメントと実際のアカウント画面で確認します。この記事では価格や特定のバージョン番号を独自に記載しません。
| 準備項目 | 確認する内容 | この記事での選択 |
|---|---|---|
| アカウント | 対応するClaudeサブスクリプション・Console・クラウドプロバイダーのうち該当する経路 | 無料とは仮定しない |
| 練習フォルダー | 実際の業務フォルダーと分ける | vibe-expensesを使用 |
| データ | 個人情報を含まない架空ファイル | expenses.csvを使用 |
| 権限 | 最初は変更より読み取り・計画を中心にする | planモードを推奨 |
ネイティブWindowsではGit for Windowsのインストールが推奨されています。Git for Windowsがない場合、Claude CodeはPowerShellをシェルツールとして使用できます。Gitの使い方自体は第6回で扱うため、今回はインストール環境と最初のセッションだけに集中します。
推奨されるネイティブインストールコマンドはOSごとに異なります。以下のコマンドをコピーするときは、まず自分が使っているシェルとOSを確認します。ネイティブインストールではバックグラウンド自動更新が使われますが、HomebrewとWinGetによるインストールは自動更新されないと公式ドキュメントに案内されています。
# macOS · Linux · WSL
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash# Windows PowerShell
irm https://claude.ai/install.ps1 | iexWindows CMD:
curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd
Homebrew:
brew install --cask claude-code
WinGet:
winget install Anthropic.ClaudeCodeインストールコマンドは公式ドキュメントで確認した形をそのまま使い、インターネット上で独自に改変されたインストールスクリプトを混ぜない方が安全です。インストール方式ごとの最新要件や対応環境が変わっていないか、実行前に公式ドキュメントで再確認します。
インストールが終わったらターミナルを開き直し、`claude --version`で確認します。公式ドキュメントでは、バージョン番号と'(Claude Code)'が出力されます。バージョン番号は時期によって変わる可能性があるため、この記事では特定の数字を書きません。
claude --versionコマンドが見つからないというメッセージが出た場合は、パスを勝手に推測するのではなく、インストール手順と公式ドキュメントのトラブルシューティング案内を再確認します。この原稿ではClaude Codeを実際には実行していないため、特定のエラー画面や成功画面を再現したとは書きません。
最初の実行を研究フォルダーや業務リポジトリでいきなり行うのではなく、空の練習フォルダーを作る方が安全です。ここではvibe-expensesというフォルダーと架空のexpenses.csvだけを使います。フォルダーを作った後、前の記事で決めたCSV内容を保存します。
mkdir vibe-expenses
cd vibe-expensesdate,category,amount
2026-09-01,food,12000
2026-09-03,transport,1450
2026-09-03,food,8500
2026-09-10,supplies,3200
2026-09-15,transport,1450
2026-10-02,food,9800ファイルはUTF-8で保存します。この段階ではsummarize.pyを作りません。最初のセッションの目的は「AIにすぐコーディングさせる」ことではなく、現在のフォルダーを読んで説明させた上で、ユーザーが何を変えるかを決める練習です。
Claude Codeはプロジェクトフォルダーで`claude`を実行して開始でき、初回起動時にはブラウザでログインします。ただし初心者には、最初から変更できる流れよりplanモードで始めることを推奨します。planモードは読み取りを中心に分析と計画を確認するための権限モードで、コマンドラインでは次のように開始できます。
claude --permission-mode plan初回実行ではブラウザログイン手順が表示されることがあります。アカウントを変更する必要がある場合は、セッション内で`/login`を使用できます。権限モードのデフォルトはアカウントや環境によって異なる場合があるため、この記事では「常にManualがデフォルト」と断定しません。公式ドキュメント(2026-09-22確認)では、Pro・Max・Teamプランの対話型ターミナルのデフォルト開始モードはauto、その他のプランはManualと説明されています。
[編集例 · 実際の応答ではありません]
初回実行では、ブラウザログインや権限に関する案内が表示される場合があります。実際の画面文言や順序はインストール時期やアカウントによって変わる可能性があるため、現在の画面と公式ドキュメントを基準に確認してください。セッションが始まっても、すぐに「プログラムを作って」とは言わず、現在のフォルダーをどれだけ正確に理解しているかから確認します。Claude Codeは必要なファイルを自分で読み、ファイル変更やコマンド実行の前に承認を求めることがあります。今回の練習では変更を依頼せず、質問だけをします。
このフォルダーにどんなファイルがあるか教えてください。ファイルは変更しないでください。
expenses.csvの列名と、それぞれの列が何を意味しているように見えるか説明してください。ファイルは変更しないでください。
このCSVで月別のamount合計を計算するツールを作るとしたら、実装前に確認すべきことを3つに整理してください。まだコードは作らないでください。回答では、少なくとも現在のファイル名とCSV列を読み間違えていないか確認します。AIが存在しないファイルに言及したり、望んでいない変更やインストールを提案したりした場合は、まず理由を尋ねます。実際のClaude Codeがどのような文で答えるかはモデルや時期によって変わるため、この記事では架空の正解会話を作って実際の出力のようには示しません。
| 質問 | 人が確認するポイント | 問題があれば |
|---|---|---|
| フォルダーには何があるか | expenses.csvを実際のファイルとして認識しているか | 存在しないファイルを挙げたら一覧の根拠を再確認する |
| CSVの列は何か | date, category, amountを正確に読んでいるか | 列名を推測したら元ファイルと照合する |
| 実装前の確認事項は何か | 入力・出力・制約を先に確認しているか | すぐ変更しようとしたら計画だけを依頼する |
最初のセッションの目標を達成したら、コードを作らないまま終了します。セッションでは`/exit`を使え、Ctrl+Dを2回押して終了することもできます。`/help`でコマンド一覧を確認でき、`/clear`, `/resume`, `/compact`, `/rewind`などのコマンドもありますが、今回は機能名だけ確認し、作業範囲は広げません。
/exit次の記事では、これまでに作った要件とこの練習フォルダーを使って、summarize.pyを実際に作る流れを扱います。そのときは入力例、期待出力、標準ライブラリだけを使うという制約を1つの依頼文に入れ、生成されたPythonコードを別途実行して結果を検証します。
Claude Code公式ドキュメント(2026-09-22確認)を基準に作成 · Claude Codeの実行なし · Python実行コードなし
この記事の作成過程ではClaude Codeをインストールまたは実行していません。インストールコマンドと機能説明は2026-09-22に確認したClaude Code公式ドキュメントに従っており、実際のインストール時点の対応環境・アカウント条件・画面文言は公式ドキュメントで再確認する必要があります。